投稿者: なわこ

脱毛を受ける際には体毛の自己処理をしなければなりません。

しかし、自己処理の方法を誤ると脱毛効果が低くなったり施術による肌トラブルの可能性があるので注意が必要となります。

脱毛前の毛抜きによる自己処理はNG

毛抜きによっ体毛の自己処理をする人もいるでしょうが、これはNGです。

脱毛は毛の色素に反応して効果を発揮するので、毛抜きによって毛根から毛を引き抜いてしまうと十分な脱毛効果を得られなくなってしまいます。

脱毛前のカミソリによる自己処理はNG

カミソリによる自己処理をする人は多いでしょうが、素人にはオススメできません。

カミソリは力加減が難しく、少し力が入ってしまうだけでも傷はつかなくても肌を守る角質を削り取ってしまいます。

このため、脱毛施術による刺激の影響を強くうけて炎症などの肌トラブル発生リスクが高まってしまいます。

脱毛前の除毛クリームによる自己処理はNG

手っ取り早くしたい、或いは肌を人に見せるからツルツルにしてから脱毛に行きたいと考えて除毛クリームによる自己処理をしようとする人もいるでしょうが、これは絶対にNGです。

除毛クリームは薬剤によって体毛を溶かす方法となりますが、肌への刺激が強すぎて脱毛施術を受けると非常に危険な肌状態となるから気を付けましょう。

脱毛前は電気シェーバーによる自己処理がオススメ

電気シェーバーは体毛自己処理方法では一番肌への負担が軽いので脱毛前の自己処理は電気シェーバーの利用がオススメです。

電気シェーバーを肌に当てる前には肌を保護するためにシェービングクリームを塗っておくのを忘れないでください。

VIOを自己処理するときは先に長い毛をハサミでカットしてから電気シェーバーを当てると上手く処理できます。

電気シェーバーでツルツルにしなくてもOK

「電気シェーバーではツルツルにできない」と、電気シェーバーによる自己処理に物足りなさを感じる人もいるでしょう。

ですが、脱毛前にはツルツルにする必要はないのです。

脱毛前に自己処理が必要なのは毛が長いと、施術によって発熱した毛によって火傷をしたり、熱が毛に分散して脱毛効果が低下してしまうからです。

つまり、ジョリジョリ感が残る程度に自己処理できていれば脱毛には悪影響はないのです。

電気シェーバーを肌に強く当てたり、深剃用の電気シェーバーを利用して無理にツルツルにしようとするのは肌に負担が大きく、施術による肌トラブルを招く恐れがあるので絶対にしないようにしましょう。

サロンやクリニックで受けられる脱毛には、3つの種類があります。

それぞれ特徴が違っていて、どれもメリットとデメリットの両方があります。

それを解説していくので、脱毛を受けようとしている人は参考にしてください。

電気で毛根を焼いてしまうニードル脱毛

古くから脱毛クリニックで取り入れられてきたのが、電気針を使用したニードル脱毛です。

とても細い針を毛穴に差し込んでから電流を流し、毛根を破壊するという仕組みになっています。

一度破壊された毛根は二度と復活することはないので、確実に永久脱毛ができるのがメリットです。

また、すぐに永久脱毛の効果を実感できるというメリットもあります。

けれど人によっては、強い痛みを感じてしまいます。

毛穴ひとつひとつを処理していくため、痛みに耐えられずに途中で断念してしまうかもしれないのがデメリットです。

また脱毛業界では、ニードル脱毛からレーザー脱毛に移行するクリニックが多いため、ニードル脱毛を受けられるクリニックが少ないという弱点もあります。

広い範囲をまとめて脱毛できるレーザー脱毛

機械を使って強い光を照射するレーザー脱毛は、ニードル脱毛と同じように永久脱毛を行えます。

そして1本ずつ脱毛していくのではなく、広い範囲にレーザーを照射して、まとめて脱毛できます。

そのため効率的な脱毛ができるのがメリットです。

そして、レーザー脱毛で使用する機械は出力が強いので、医療機関でしか扱えません。

つまりレーザー脱毛を受けるのであれば、自然と医療機関を選ぶことになります。

医師や看護師がいる環境で施術を受けられるので、安心できるというメリットが生まれます。

しかし痛みに敏感な人は、レーザーの光で発生する熱に耐えられないかもしれません。

また肌が弱ければ、火傷のような症状が出てしまいます。

なので、肌がある程度強い人しか受けられないのがデメリットです。

ただレーザー脱毛は医療機関なので、麻酔のオプションを選んだら、痛みの問題は対策できます。

皮膚の負担が少なく済む光脱毛

脱毛方法の中でも、最も負担が少なく済むのは光脱毛です。

光脱毛の仕組みはレーザー脱毛とほぼ同じですが、出力が小さめな機械を使用するので痛みを感じにくいです。

火傷してしまうリスクもあまりないので、肌が弱い人は光脱毛を選ぶと良いでしょう。

出力の小さい機械は医師でなくても使えるので、光脱毛は医療機関ではないサロンで選ばれやすいです。

そして脱毛サロンは数が多いため、選択肢が多いのも光脱毛のメリットです。

ただ出力が小さめということで、脱毛の効果が出るまでに時間がかかってしまいます。

また基本的に、永久脱毛はできないことは覚えておきましょう。

なので元々毛が薄い人や、毛の量を減らしてお手入れを楽にしたいという人に光脱毛が向いています。

毎日ムダ毛処理を続けていると、めんどくさいと感じたり肌に負担がかかり肌荒れを起こしてしまうこともあります。

そんな時には、毎日のムダ毛処理から解放されるためにも、脱毛をしてしまうと、その後の生活が楽になりますし肌にも負担がかからずに健やかな肌をキープすることができます。

ここでは、脱毛をするときのポイントについてまとめていきます。

脱毛には医療脱毛とエステ脱毛があることを理解する

ムダ毛処理を自宅ではなく専門知識を持っている場所でしてもらう場合、医療脱毛とエステ脱毛とがあります。

これは、医師が施術をしてくれるかどうかが違ってくるのですが、それだけではなく使用される機械が違っていたり、効果が違ってきます。

一般的に医療脱毛の方がムダ毛の治療には効果がありますが、その代わり痛みも多かったりするため、自分にどちらが合うかどうかを見極めてみることが大切です。

脱毛をするときには、通いやすさや予約の取りやすさも大切になる

医療脱毛にするか、エステ脱毛にするかというのも決める時には大切な点になりますが、その他にも、店舗への通いやすさや予約の取りやすさなども選ぶ際に大切な点となります。

というのも、医療脱毛にしてもエステ脱毛にしても、一度でムダ毛処理が終わるわけではありません。

何度かの施術を行うことで、理想の肌になります。

ですので、自宅からあまりにも遠い店舗だったり、予約が取りづらいとなると、脱毛をスムーズに行っていくことが難しくなります。

自分の気になる脱毛を見つけた時には、家や職場からの距離や予約の取り方などについて確認してみると良いでしょう。

通うのではなく自宅で脱毛という方法もあり

脱毛に興味があっても、店舗に通うのが大変だと感じたり、自分の肌を人に見られるのが恥ずかしいと思っている方であれば、自宅で脱毛器を利用して脱毛するという方法もあります。

今では、ムダ毛処理を自宅でできるように、脱毛器も数多く販売されています。

自宅で行う脱毛なので、人目を気にせずにまた好きな時間に行うことができます。

背中などの自分の見えない部分は難しいですが、脇や腕、脚などであれば自宅でのムダ毛処理も、脱毛器を利用することで効果を感じることができます。

ただ、自宅で脱毛器を利用して脱毛する場合は、医療脱毛やエステ脱毛とは違い、肌トラブルがあった時に対処できなかったりするために、慎重に行うことが大切になります。

取扱説明書をしっかりと確認し、肌に負担がかからないように行ってみましょう。